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2019年2月24日 北海道 釧網本線 撮影ツアー 3日間 後半 SL

釧網本線撮影ツアーの前半から続きます。


3日目は,釧路市内ホテルから,希望者のみ6時45分集合で,釧路駅のわずか新富士駅側(帯広側)の北中跨線橋へ早朝撮影に向かいます。
朝の冷え込みは,北海道ですのでやはりきつく,雪が凍って固まっています。
(私の地元の富山では,雪は北海道より多いこともあるとは思いますが,このように凍るのは大寒のころの一時期のみです。)
寒いので,バッテリーの消耗が早く,10数枚程度撮っただけなのに,フルから6割程度まで下がります。予備バッテリをポケットに入れて温めてました。

8時すぎにホテルに戻り,朝食と休憩後で9時30分に全員再集合となります。
私は,その間,朝食後,近くの和商市場(ホテルから400m程度)前の幸町公園でSL(静態保存展示)のC58を見て,9時に釧路中央郵便局で「天皇陛下御即位30年記念切手シート」を入手してきました。(22日発売開始でしたが,シートのみならまだありました。)

9時30分に全員集合から,いよいよ「SL冬の湿原号」の撮影に,有名な釧路川鉄橋に向かいます。(これが本番だという参加者が多数)
撮影後(10分ほど遅れ)すぐに,旧五十石駅付近でSLを待ちます。
(そんなに撤収を急ぐのなら川岸の少し上の丘に登らなければよかった。)

旧五十石駅(茅沼~標茶間)付近で,SLを待ちます。北海道ならではの,広い雪原に白樺林から飛び出してくるSLを道路から撮影できます。
車が多く注意が必要です。パトカーが巡回してきます。

SL終点の標茶駅で撮影しますがイベントの混雑様相です。ご当地入場券とSLのフレーム切手(切手購入のおまけとしてSL写真もいただきました)も入手して,スナップ撮影のみで早々に引き上げます。バス内で弁当をいただきます。

ここでの折り返しの発車を待たず(待つと次の撮影に間に合わないとのこと),次の茅沼駅付近のコッタロ踏切へ向かいます。
ここはタンチョウが飛来することから,タンチョウとSLを合わせて撮影できることで有名な地点とのことです。当日もたくさんの撮影者がいます。しかし,直前にあわてて来られる方も多く,事故など起こされてはたまりません。注意が必要です。地元の方々も文句の一つも言いたくなる気もわからずでもありません。
撮り鉄ばかりが悪く言われないように,お互いに注意していきたいものです。
以前,「SLやまぐち号」に乗車したときは,列車内の窓から見てですが,線路の間際付近まで三脚を立てて撮影の列があったような感じでしたが,少なくともそこよりはましです。

最後は,釧路空港へ向かい,羽田空港への帰りのコースとなります。


今回は,クラブツーリズム様の,初めての撮影会というツアーに参加しましたが,天候に恵まれたというラッキーな面もありますが,寒い北海道でもありますので,体力的な懸念もありましたものの,何とか無事帰着することができました。

「<ひとり旅>『期間限定運行《SL冬の湿原号》に乗車!野生と出会う大雪原とオホーツクの流氷へ!北海道冬の絶景めぐり3日間』」の同日程の別ツアー(クラブツーリズム)から切替して,ほんとうに良かったと思います。
航空機での撮影会ということで,参加の皆さま方がどのような機材を持ち込むのかも興味があったのですが,それも今回たいへん参考になりました。

クラブツーリズム様,たいせつバス様および,鉄道写真講師の伊藤先生には,たいへんお世話になりました。ありがとうございました。


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初日出発の前日の21日は,「藝大生による木曜コンサートと奏楽堂館内見学」の日帰ツアーにも参加するために,前乗りで上京していました。(このページ下部に追記しております。)


釧路駅付近 北中跨線橋

 早朝から希望者のみの撮影です。写真上は,根室本線上りのキハ首都圏色で,跨線橋から釧路駅側の朝の逆光撮りです。

続いて,反対側の順光撮りで,根室本線に合わせていたら右から特急列車が駅に入るようで,両方入れようとしたら,真ん中の空く何か変な構図になってしまいました。欲張ってはいけません。
幸町公園にて

 全員出発時間までホテル付近を散策していましたら和商市場前の幸町公園に「C58 106」が静態保存展示されていました。
釧路川鉄橋

 いよいよ,SL冬の湿原号の撮影です。当然ながら撮影者がたくさんです。釧路駅の始発から距離的にはわずかですが,約10分程度の遅れがありました。
旧五十石駅付近(茅沼~標茶)

 広い雪原と白樺林から飛び出てくる,「SL冬の湿原号」を撮影します。
望遠は持ってきていませんので大きくは撮れませんが,これはこれで北海道らしいかなと勝手に思っています。
標茶駅

 標茶駅では,駅前でイベントなど,駅内はラッシュ状態でした。ご当地入場券を買うために出札口までも大変です。
茅沼駅付近

 釧路に戻るSL冬の湿原号です。下りは機関車バック運転です。


写真下は,上り普通列車の後追いです。

写真左の道路から撮影すると,タンチョウがいますのでうまく合えば,列車とタンチョウの両方が撮影できるようです。
釧路空港
 帰りは直行便で<羽田空港に戻ります。
空港入口前には「タンチョウ」と「ふくろう」の模型があります。

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2月21日 藝大生による木曜コンサートと
   重要文化財・旧奏楽堂館内見学

 北海道釧網本線撮影会ツアーの前日,クラブツーリズムの日帰ツアーに参加していました。

JR上野駅公園口10時45分集合で,専門の先生から各所で説明されます。
まず,現在工事中の上野駅公園口付近の説明があり,その後,歩いて旧奏楽堂前と東京藝大音楽部正門付近で説明があります。途中では早咲きの桜が咲いていました。

その後,今度は美術部の関連を見学後,レストランでビーフシチューのランチをいただきました。

14時から木曜コンサートが始まります。今日は「古楽」です。演奏内容などは,当ホームページの「2.音楽趣味のページ,2)音楽趣味 最近聞いたコンサート」を参照ください。

その後,上野公園内の「東京国立博物館」へ行きますが,入場しても閉館時間から30分余りしかなく,翌日の北海道撮影ツアーに備えて荷物整理の上,羽田空港付近のホテルに向かいたいため,美術系は興味が少ないこともあって,ここは入場せず添乗員に申し出てから帰りました。