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2019年4月3~4日 桜舞う大井川鐵道SL列車と
             南アルプス秘境トロッコ列車 ツアー 2日間

前ページからのツアーに引き続き,大井川鉄道SL列車と南アルプス秘境トロッコ列車ツアーに参加しました。

このツアーの参加者は,全42名にもなりましたので,上野発が1号車22名,新宿発が20名の2台のバスでの出発となりました。(前日に決まったそうです)
「一人旅,バス一人二席」が売りのツアーですので,全員一人参加です。鉄道目当ての私としては意外だったのですが,男の参加者は全体で7名のみでした。

1日目は,新宿出発から東名高速に入り,海老名SAで小休止後,三島大社,龍厳淵(桜と富士山の名所),清水港クルーズ(清水港~三保桟橋,富士山と松原の景色),清水船越堤公園を廻り,浜松市内のホテルで泊まります。

2日目は,バスで袋井観光センターで小休止後,大井川鉄道の新金谷駅へ向かい
お目当てのSLさくら13号に乗車し,家山駅に向かいます。(当日は臨時列車で家山駅が終点となります。千頭駅(転車台駅)まで行きませんので,電気機関車にそのまま引かれて新金谷駅に戻るようです)
その後バスで奥泉駅へ向かい,南アルプスあぷとラインのトロッコ列車に乗り,接岨峡温泉(せっそきょうおんせん)まで乗ります。4両編成を2列車つなげた編成でクラブツーリズムのツアーだけでも数団体(途中「奥大井湖上」駅からハイキングのツアーもあり)だったため,同じツアー旗でも見分けがつきません。
接岨峡温泉駅で降りるのも,終点でないので大変です。さらに長編成になっているので,駅舎へも列車が発車しないと渡れません。
私の地元でも「黒部峡谷鉄道」のトロッコ電車はありますが,それとはまた異なった雰囲気があります。私の隣には,一人旅の「青春18切符」で各所を廻っている方がいらっしゃいました。(注意:大井川鉄道内では青春18切符は使用できません。別途,大井川鉄道の切符が必要です) 
大井川鉄道SLと南アルプスあぷとラインの乗車証明書をいただきました。

接岨峡温泉駅からは,バスで「道の駅音戯(おとぎ)の郷」(千頭駅に隣接)で小休止です。(千頭駅にSLが止まっているのが見えました)
その後,「沼津グルメ街道の駅」(道の駅)へ寄り,東名高速海老名SAで最後の小休止後,新宿に戻りました。


クラブツーリズム様,大井川鉄道様,ケイエム観光様(バス)には,たいへんお世話になりました。ありがとうございました。


1日目 三島大社,龍厳淵,
  清水港クルーズ,清水船越堤
  公園
 三島大社では,各種の桜が咲き誇っていました。
 龍厳淵では,富士山と桜のコラボがすばらしい場所です。パンフレット等で見ることがありますが,なぜ左側のふもとがと思っていましたが全体を見て納得です。
 清水港クルーズはバスが渋滞にはまり,到着が出港直前となりました。海上からの富士山と松原との組合せがすばらしいです。さすが世界遺産の富士山です。(ここの松原と「三保の松原」は別地点のようです)
 最後に,清水船越堤公園を廻り,浜松市内のホテルに向かいます。
2日目 大井川鉄道

 浜松市内のホテルから,袋井観光センターの立ち寄りし,大井川鉄道新金谷駅に向かいます。
今回は,臨時の「さくら13号」に乗車して,家山駅まで乗車します。

 客車のレトロな感じがまた良く,昔の北陸本線でED70やEF81の引く旧型客車列車で高校通学や通勤していたのを思い出してしまいました。


 家山駅では,転車台のある千頭(せんず)駅まで行きませんので,SLをつないだまま最後尾に連結してきた電気機関車にひかれで新金谷駅に戻るようです。

 桜の季節でもありますので,沿線や大井川の河原からも,撮影者がたくさん来ておられます。


 家山駅から奥泉駅までは,乗ってきたバスで向かいます。その車内で昼食の弁当をいただきました。
 途中,大井川にはたくさんの「こいのぼり」が風に泳いでおり,「さくら」とのコラボも楽しめます。
南アルプスあぷとライン

 奥泉駅からトロッコ列車に乗ります。トロッコ列車と言っても私の地元の「黒部峡谷鉄道」のようなオープンタイプの車両はありません。何か外国の登山鉄道のような感じにも見えます。

 途中の「アプトいちしろ」駅でラック(歯車)レール対応の機関車を最後部に増結し列車を押し上げ,次の長島ダム駅で増結した機関車の切り離しと,列車交換があります。

 奥大井湖上駅で別ハイキングコースの方々が下車し,次の接岨峡温泉駅で下車します。ここでもクラブツーリズムの別ツアーの方々がたくさんおられます。同じ旗ではわからなくなりそうです。

 ここからは乗ってきたバスで,「道の駅音戯(おとぎ)の郷」に向かいます。
道の駅音戯(おとぎ)の郷

 千頭駅に隣接した,道の駅「音戯の郷」で小休止します。となりの千頭駅の方では,トロッコ列車とともに,SLが発車の準備をしているのが見えます。

ここから,一気に「沼津グルメ街道の駅」(道の駅)まで2時間足らずの長丁場を進みます。
「沼津グルメ街道の駅」(道の駅)
 こちらで買い物や休憩後,東名高速に乗り,海老名SAで小休止後,新宿に戻ります。新宿着はやや渋滞箇所があったものの,旅行案内の時間通りに到着しました。