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2022年11月13日~19日
         京都長期滞在7日間


先月に引き続き,今回は京都長期滞在7日間という,鉄道とは縁の少ないツアーに出かけることとしました。
以前から京都や奈良の古都へはツアー候補に入れては消えての繰り返しできましたが,京都は何回行っても見どころがあるのに加え,今回のツアーでは自由行動日がまるまる2日もあることから,叡山電鉄,嵐山電鉄,阪急電鉄など乗車も勘案して,全国旅行支援の対象とはなりませんでしたが,参加を決断しました。
参加者は,全39名で,男の一人参加者は私を含め2名のみでした。

1日目は,ゆっくり出発で東京駅から東海道新幹線にて京都駅に向かい,西本願寺,東寺,清水寺のあと京都市二条のホテルで泊まります。(全泊同ホテル)
2日目は,南山城の観音寺,蟹満寺,浄瑠璃寺を回ります。14時ころ以降自由時間となりましたので,わざわざJR,嵐電で金閣寺を回りました。
3日目は,宇治上神社,宇治散策,萬福寺,随心院を回ります。15時ころ以降自由時間となりましたので,二条城を回りました。
4日目は,終日自由行動となります。 地下鉄,京阪,叡山電鉄で鞍馬寺,貴船神社,そして大原三千院を回り,乗換駅から近い下鴨神社も回りました。
5日目は,京都先斗町,花見小路,建仁寺,嵐山法輪寺を回ります。ホテルで小休止後に,JR,嵐電で仁和寺夜間特別拝観に向かいます。
6日目は,また終日自由行動となります。 地下鉄,嵐電で嵐山に向かい,天龍寺,野宮神社を回り,渡月橋は前日の混雑からバスで素通りし阪急嵐山から南茨木,大阪モノレールで万博記念公園で太陽の塔を見に行きます。まだ時間がありましたので,阪急線で京都に戻る途中駅で特急に乗換し,護王神社(足腰の守護)に向かいます。
7日目は,13時すぎ京都駅集合まで自由行動となりましたが,どこもよらずJRで京都駅にてすごします。大混雑で昼食もままなりません。新幹線で早めに東京駅に戻ります。

今回のツアーで感じたことは,観光シーズンで人気観光地のツアーは人手が多すぎて,のんびりめぐり歩くなんてことはできません。今回,叡山電鉄の全線,嵐電の大半および阪急電鉄の一部区間の乗車と,以前から一度は見たいと思っていた万博記念公園(大阪万博1970)の太陽の塔を見られたことが成果かなと思っています。今後,このようなツアーを申込むことはないだろうと思いますし,来年のツアー候補にあげていた7月の京都祇園祭ツアー(もはや催行決定になっている日程もあります)の申込はとりやめることとしました。

クラブツーリズム様および滋賀観光バス様には,たいへんお世話になりました。ありがとうございました。


東京に戻り19日は東京のホテルに泊まりますが,21日から名古屋発の奥出雲おろち号乗車ツアーのため,20日には中央本線全線乗車により松本まで「あずさ」で,松本から「しなの」の乗り鉄で名古屋に向かいます。


1日目 東海道新幹線で京都へ  京都市内 テーマ寺院
 
東京駅から東海道新幹線で京都に向かいます。バスで駅からすぐの西本願寺の集会場でツアー中の滞在中のすごし方説明と舞妓さんの踊りを見て千社札を頂きます。その後,東寺,暗くなってきてから清水寺を回ります。夕食は清水で湯どうふ料理をいたたきました。その後,京都二条のホテルに入ります。


2日目 京都市内へ
        テーマ仏像

個人では行きにくいとされる南山城の寺院に向かいます。観音寺,蟹満寺,浄瑠璃寺を回ります。蟹満寺はバス駐車場からかなりの距離があります。ご注意ください。その後,ホテルに戻り14時ころ以降自由時間となりました。
翌日の仁和寺夜間拝観の嵐電御室仁和寺駅への下見も兼ねて,北野白梅町からゆっくり徒歩で金閣寺へ向かいました。その後二条城に寄るつもりでタクシーに乗りましたが,16時に5分遅れで入城できませんでした。


3日目 京都市内へ
         テーマ文化 

3日目はバスで宇治に向かい,宇治上神社,宇治神社,希望者のみ平等院鳳凰堂を回ります。ここは今年5月に来ていますので早々に引き上げます。その後,萬福寺に向かいます。ここは中国様式の建築と,昼食には普茶料理(中国の精進料理とのこと)いただきます。これは初めて味わいます。
その後には,絶世の美女小野小町ゆかりの随心院を回ります。ここの襖絵はピンク系でインスタ映えすることで人気があるとのことです。撮影可能とのことでした。(襖絵の全体はまずいと思い一部のみ見える写真を使用します)
その後ホテルに向かい,15時ころ以降自由時間となります。昨日のリペンジとして,ホテルから近い(と言っても地下鉄1駅あります。)二条城に徒歩で向かいます。そんなに時間はありませんので,さっと二の丸御殿内部と二の丸庭園の入口付近のみで引きあげます。やっとここの日本百名城スタンプを押すことができました。




4日目 京都 終日自由行動

4日目は1回目の終日自由行動日となります。叡山電車乗車のため,二条から三条京阪,出町柳から叡山電鉄で鞍馬をめざします。鞍馬駅前には大きな天狗のお面があります。
鞍馬寺の山門からケーブルカーにのって本堂に行きます。無謀ながら本堂から山道で奥の院から西門までチャレンジすることにしました。案内書の時間から3割程度余計に時間がかかりましたが,何とか自分のペースで休みながらゆっくりと歩くことができました。しかしこの山道で歩くことができなくなったら大変です。もう2度とごめんです。
今まで歩くのが大変と思った,四国香川の金刀比羅宮(こんぴらさん)の階段,地元富山の黒部ダム滝見台から上部展望台までの階段以上に大変と感じました。
午前中には貴船神社につくことができました。その後バスで叡山電鉄の貴船口に行きますが,バス乗り場が下流側に変更になっており,余計に歩くこととなりました。
貴船口駅から宝ケ池駅まで戻り八瀬比叡山口駅に行きます。そこからバスで大原に向かいます。三千院までの参道が思ったよりもあり,鞍馬奥の院での山道の疲れも出てきて,しそソフト食べて休憩しながら向かいました。バス,叡山電鉄で出町柳駅まで戻りましたら「きらら」号がいました。
京阪出町柳駅から近くの下鴨神社にも寄ることにしました。あとは京阪と地下鉄で二条のホテルに戻ります。

この日は,叡山電鉄の全線に乗車することができましたが,相当歩き疲れました。
5日目 京都市内へ 
        テーマ街歩き

専門ガイドさんの案内にて,お座敷小唄に出てくる先斗町(ぽんとちょう)から花見小路,祇園甲部から建仁寺を回ります。建仁寺前で前日の疲れもあり一休みしていましたら入場券をもらいそこね,事情をお話してみましたが入口で拒否されまして龍の絵は見ることはできませんでした。専門ガイドさんとお別れしたあと,付近で洋食(とは言っても創作料理のような)の昼食後,バスで嵐山の法輪寺に向かいます。渡月橋は満員混雑で進まず添乗員と離れてしまい,車道を歩いて追いつきました。
参道階段の途中には電電宮があり,元電力屋,アマチュア無線家として,電気電波の神が祀られる日本で唯一の神社と言われれば通りすぎるわけにはまいりません,参拝してきます。法輪寺横の展望台から見た渡月橋と戻り道の渡月公園からの渡月橋ですが人でいっぱいです。早めにバス駐車場に戻ります。
バスでホテルに戻り,オプションツアーの仁和寺夜間拝観に備えます。そのまま嵐山に滞在してからホテルに戻る方もおられました。

ホテルで少々の休憩後に,JR山陰本線で太秦駅へ,嵐電撮影所前駅から御室仁和寺駅に向かいます。夜間ですのでバスでもよいかとは思いますが,あえて電車で往復しました。
夜の仁和寺は初めてですが,今回は通常非公開の「霊宝館」も特別拝観することができました。






6日目 終日自由行動

6日目は2回目の終日自由行動日となります。9時前に出発し,地下鉄,嵐電で嵐山駅に向かいます。すぐ向かいの天龍寺で天井の龍の絵を見に入場します。建仁寺のリベンジです。その後,竹林をぬけて野宮神社に寄ります。参拝とお守り手配の後,相当な人出となってきましたので渡月橋から阪急嵐山駅に歩いて向かう予定でしたが,昨日の教訓からバスで阪急嵐山駅に向かうことにしました。バスも相当の遅れがありました。阪急嵐山駅の駅前広場は人出てあふれています。阪急嵐山から桂,準急で南茨木に向かい,大阪モノレールで万博記念公園に向かいます。一度見たいと思っていた「太陽の塔」をまじかに見て思ってたよりも大きいと感じました。1970年大阪万博のときは,私は中学2年でしたので1学年先輩の方は大阪万博を修学旅行で行っており,うらやましかったのを思い出していました。

京都へ戻る途中,まだ時間がありましたので,今回のツアーで足腰に負担がかかったようですので,京都の護王神社(足腰の守護神)に寄ることにして,高槻市駅で特急に乗換して烏丸,地下鉄で四条から丸太町さらに歩いて護王神社に寄ります。
帰りは神社向かいからバスで下長者町から烏丸御池,地下鉄で二条に戻り,15時ころの遅い昼食としました。





日目 京都駅集合まで
  自由行動後  東京駅戻り

最終日は,13時すぎ京都駅新幹線八条口に集合となり,その前は自由時間となりました。
朝に京都駅に近い東本願寺へ寄ろうかとも考えたものの,結局どこも寄らずに10時前に,JR山陰本線で京都駅に向かいました。京都駅の山陰線ホームでは土曜日で嵐山へ向かうのかラッシュアワー並みの混雑で改札に向かうこともままなりません。改札出ても,コインロッカーの空きもなく昼食も混雑であきらめました。早く出てきてよかったようです。
集合後,東海道新幹線にて予定通り東京駅に到着し,無事長期のツアーを終えることができました。