旅行鉄道写真
最近の旅行 鉄道撮影


2022年11月21日~22日 
     錦秋の奥出雲を走る奥出雲「おろち」号2日間


京都長期滞在7日間から引き続きになります。
ツアー前日の20日には東京駅から中央線快速で新宿駅へ,特急あずさで松本駅へ,松本駅ビル内で信州そばの昼食後,特急しなので名古屋に入ります。これで中央本線の全線乗車となりました。

今度は,来年度で運行終了となる,奥出雲おろち号乗車の最後の機会となると思い京都ツアーから10日間も家を空けることになりますが,全国旅行支援をフルに活用して出かけることにしました。
このツアーは同日程で東京からのツアーもあった(結局催行中止)のですが,名古屋からだと出雲市着が午後一番となり出雲大社へ行けるとのことであり,東京から名古屋へ出向いても価値があると判断しました。(初日に一畑電鉄の一日券も付きます) 
参加者は,全19名で,男の一人参加者は3名でした。

1日目は,名古屋から東海道山陽新幹線で岡山へ,特急「やくも」で出雲市駅に向かいます。ホテルに荷物を預けて自由散策となります。
一畑電鉄の一日券を利用して,出雲大社前駅に向かう予定でしたが,ホテルに荷物を預けて電鉄出雲市へ行きましたら,1時間ほど電車がなく,仕方なしにJR出雲市駅前から出雲大社前までバスに乗りました。これにより駅から大社前は歩かずに済みました。ゆっくりと松並木の参道を歩き出雲大社を参拝します。戻りは一畑電鉄に乗って,出雲市駅前のホテルに戻ります。
2日目は,出雲市駅から普通列車の山陰本線で宍道,木次線で木次駅に向かい,いよいよ奥出雲おろち号に乗車します。トロッコ列車と3段スイッチバックを体験し,トロッコ列車は風で寒い季節になっていますので控車と行ったり来たりして持参した昼食も済ませ,20分程度の遅れで備後落合駅に着きます。その後バスで,井倉峡,井山宝福寺と回り,岡山駅から新幹線で名古屋駅に戻ります。

今回のツアーは,初乗車の木次線と「奥出雲おろち号」ということで,前月に出雲市を訪れている(宿泊のみ)とはいえ,来年度運行終了の列車に乗車できたことは,地元富山から東京,大阪と比べて行きにくいと思っている名古屋まで出向いたとしても,大変良かったと思っております。

クラブツーリズム様および二葉観光バス様には,たいへんお世話になりました。ありがとうございました。


1日目 東海道山陽新幹線で岡山へ,伯備線やくもで出雲市へ

JR名古屋駅集合が7時10分と早いですが,出雲市到着が午後一番となり,午後の自由時間がとれる行程になっています。


出雲大社
 

ホテルに荷物を預け一畑電鉄の一日乗車券を受取後,電鉄出雲市駅に行きましたら電車が出たばかりで1時間ほど電車がなく,仕方なしにJR出雲市駅前からバスで出雲大社に向かいます。これで出雲大社前駅から出雲大社まで歩かずに済みました。
参拝後には今度こそ一畑電鉄で出雲市駅に戻ります。途中乗換の川跡駅では人がいっぱいでした。

JR出雲市駅でエレペータ混雑により改札出口で4人取り残されてしまい添乗員が先に行ってしまったため改札を出られなくなりましたが,何とか出してもらい電鉄出雲市駅で追いつきました。
添乗員さんが,一畑電鉄の一日乗車券の発券であわてていた理由が,この電車時刻の関連だったと理解しました。
2日目 山陰本線で宍道へ,木次線で木次へ 

山陰線で宍道へ,写真上右は出雲市駅での山陰線普通列車。
写真中は宍道駅出発前の木次線普通列車。
写真下は木次駅に到着した普通列車です。隣の側線には奥出雲おろち号がいます。
奥出雲おろち号に乗車し備後落合へ

側線から入線する奥出雲おろち号を見てから乗り込みます。
備後落合行は機関車DE10を後ろにつけた(運転士は前の客車側にいて遠隔操作の推進運転のようです)
出雲三成駅では反対列車遅れのため20分ほど停車しました。
出雲坂根駅から次駅まで3段スイッチバックで急勾配を超えます。途中の森からスイッチバックした駅が下の方に見えます。(写真では見ずらくてすみません)
そうこうしていて,車内で持参した昼食を済ましたりしていると,20分ほど遅れて備後落合駅に到着します。
遅れがありましたので,早々に折り返し便が発車していきます。

備後落合駅は木次線の終着駅とともに芸備線の駅でもあり,長いホームはありますが,無人駅です。駅待合室には過去の優等列車があって盛況の時代の写真などが展示されています。

小休止後バスに乗り,井倉峡に向かいます。





井倉峡

伯備線井倉駅付近にある,井倉峡に寄ります。時間がないので鍾乳洞の入口までも行かず川向いの峡谷を見るだけです。向かう途中には蒸気機関車が静態保存されていました。

井山宝福寺

宝福寺は雪舟ゆかりの禅寺で,雪舟が幼少の時,この井山宝福寺において涙で鼠を描き,和尚さんを大いに感心させたエピソードは有名とのことです。
紅葉のよい時期でもあり,やや暗くなり始めの時間ではありましたが,十分に楽しむことができました。ここで御朱印もいただくことができました。



これ以降,バスで岡山駅に向かい,新幹線で名古屋駅に予定通り到着しました。