網走港 流氷おーろら号
昨年6月のウトロ港おーろら号は,思うところがあり乗船を見合わせたのですが,今回の網走港流氷おーろら号は久しぶりの乗船であり楽しみにしていました。
海上は寒いだろうと覚悟していたのですが,思ったほどでなく,天候もよく流氷をよく見ることができました。外国からのお客さまも多くいらっしゃいます。
その後,網走市内の「入丸水産」様で海鮮丼の昼食をいただいた後,海岸を少し眺めてから,近くの釧網本線「鱒浦駅」を見に行きましたら,ちょうど「流氷物語号」が通過したところでした。もう数分早く来ていればのところでした。 |
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天都山,流氷岬へ
天都山の展望台にある「オホーツク流氷館」から網走市内からオホーツク海を遠望できます。はるか遠くにはうっすらと知床連山を望むこともできました。
ここは2回目で,前回はブルーの塩のかかった「流氷ソフトクリーム」を食べたことがありますが,今回はたくさんの人の行列だったのでやめました。
網走天都山から雄武町ホテル日の出岬まで相当な距離がありますので,途中の「道の駅愛ランド湧別」と「流氷岬」に立寄ります。このころは天候は雪になりましたが,交通などに支障があるまでには至りませんでした。
ホテル日の出岬までは,流氷岬からまだ40分ほどかかります。ホテルは本当の一軒宿で周囲には展望台のみありますが,この雪の中で行くには相当の覚悟が必要です。宿自体は清掃のゆきとどいたきれいな部屋であり朝の海を見ながらゆったりとすごすことができます。
夕食には,初めての「毛ガニ」をいただくことができました。
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3日目 紋別港 流氷ガリンコ号
ガリンコ号は初乗船となりました。この船は,スクリューで進む通常の船と異なり,船首下にドリルのような(私流に言うとサンダーバードに出てくるジェットモグラのような)スクリュー(正式には「アルキメディアン・スクリュー」だそうです。後日調べ)で流氷をガリガリと砕くとともに海水を後ろへやって進むような感じになりますでしょうか。
よって,写真小の左は船前方ではスクリューによる海水が飛び出してきます。写真小の右はすれ違いの同型船を横から撮影したものです。(写真の船が小さくてすみません)
運航中は,港沖合の流氷帯では流氷に乗り上げる衝撃と砕く音も加わり迫力満点です。
私が乗船したのはガリンコ号3でしたが,途中すれ違ったガリンコ号2の模型が乗船改札口にありましたので,参考に乗せておきます。
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流氷科学館,マルカイチ水産,オホーツク紋別空港
紋別港からすぐの流氷科学館では,流氷のできるまでをアムール川からオホーツク海の地図と試験管の冷えた水を一瞬で凍らせることの説明などわかりやすく解説していただけます。また,「クリオネ」が生きた状態で展示されていました。私はクリオネは2~3cmほどかと思っていましたが,やはり実物を見るともっと小さいもの(数mm程度)と初めて知りました。ビデオ映像や-20℃の部屋など体験させていただけます。
紋別市内の「マルカイチ水産」様で海鮮炉端焼の昼食となります。隣の売店では北海道ならではの毛ガニなど,私の地元富山ではお目にかかれないものが販売されていました。
その後バスですぐの,オホーツク紋別空港から羽田空港便で東京に戻りました。一日一便の羽田便が13時発(一昨日到着した便の折り返し便)のため朝の出発が早かったと理解しました。 |
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