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2024年6月25日~27日 
 北海道2つのノロッコ号と花名所 列車紀行3日間


5月に引き続き,北海道2つの「富良野・美瑛ノロッコ号」,「くしろ湿原ノロッコ号」乗車と根室本線「特急おおぞら」,花咲線乗車も加え,さらにファーム富田,四季彩の丘などの花名所も回るということで出かけてきました。


今回のツアーは,初乗車の富良野・美瑛ノロッコ号と釧路湿原ノロッコ号に乗車するツアーに参加することにしました。
参加者は全40名の満席,添乗員は北海道内のみで,羽田空港では指定の団体窓口で航空券を受け取って乗機する形となりました。
一日目は,羽田空港から旭川空港に着いた後,青い池,四季彩の丘,自由昼食のフラノマルシェ,ファーム富田,ラベンダー畑駅まで徒歩で向かい,富良野・美瑛ノロッコ号に乗車し富良野駅まで乗車します。その後帯広市内のホテルに向かいます。
二日目は,帯広駅まで徒歩,帯広駅から釧路駅まで特急おおぞらに乗車します。
釧路駅から塘路駅まで釧路湿原ノロッコ号に乗車します。バスに乗換て,釧路の和商市場で昼食となります。その後,温根内木道を散策し,釧路市内のホテルに向かいます。
三日目は,浜中駅に向かい,厚岸駅まで花咲線(根室本線)に乗車します。厚岸コンキリエで「カキ」のおやつをいただいた後,北斗展望台で釧路湿原を眺め,釧路空港から羽田空港に戻ります。

今回のツアーは大部分は過去に行ったことのある観光地でありましたが,初の富良野線乗車の目的もあり,梅雨のない北海道とはいえ天候に恵まれてよかったと思っています。

クラブツーリズム様,北海道拓殖バス様にはたいへんお世話になりました。

一日目
青い池,四季彩の丘

両観光地とも数度訪れています。前日までの雨もあり,青い池のシアン色は日差しの関連もあり,前回よりは鮮やかな色には見えませんでした。四季彩の丘は,トラクターバスには乗らず付近を見て廻りますが,花のカーペットにはすこし早い時期でした。

自由昼食でフラノマルシェに立ち寄ります。時間がありますので,先に歩いて富良野駅で北の大地の入場券を入手してきます。駅には「ラベンダー号」がいました。(あとで富良野駅はノロッコ号の乗車終点で寄るのですが,撮影など混雑すると思い先に行きました),その後簡単に昼食を済ませました。
ファーム富田

ファーム富田も数回訪れていますので,少しのみ見て廻ります。ここも,花のカーペットには少々早い感じでしたがラベンダーはよく咲いています。
前回行けなかった隣の「とみたメロンハウス」を覗いて休憩してきます。(ファーム富田と,とみたメロンハウスとの往来にはご注意ください)
再集合後,ラベンダー畑駅まで徒歩で10分足らずで着きます。
富良野・美瑛ノロッコ号乗車

今回の主目的である「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗車します。富良野線は初乗車です。
ラべンダー畑駅は季節限定の臨時駅でホームは満員です。15分余りの乗車で富良野駅に着きます。この乗車した列車は機関車後ろの客車リモート推進運転でした。
富良野駅では,少々の時間をいただき,カラフルな機関車とラベンダー号を撮影できました。(9月ツアーで「ラベンダー号」によるひとめぐりツアーに参加予定のため,ここには写真は掲載しません)
すぐバス乗車になりましたので,先に入場券を手配していて正解でした。
途中,道の駅南富良野に立ち寄りますが,17時で営業が終了しています。
18時30分ごろに,宿泊のアパホテル帯広駅前に着きます。

夕食は,帯広駅内の豚丼と思い調査していましたが,豚丼の「ぶたはげ」さんの19時のラストオーダーに何とか間に合いました。(北海道は夏至ころは朝3時ころから明るいですが,夜は店の閉店時間は早いところが多いようです。バスから見ていたら,豚丼発祥との駅前の「ぱんちょう」さんは行列になっていました)
二日目 特急おおぞらで釧路へ釧路湿原ノロッコ号乗車

帯広駅まで徒歩で向かい,釧路駅まで特急おおぞらに乗車します。10分の乗換時間で釧路湿原ノロッコ号の先頭車を撮影したいと添乗員より先に下車してホーム集合からノロッコ号ホームに早く行きます。この駅にエスカレータが付いたので楽になりました。先頭機関車はいつもの専用塗装車でなく標準塗装車でした。
何とか撮影し,指定の席に着きますが,今回初めて塘路向け進行左側で川や水門,カヌーは水量が多いので見れませんでしたが,前回の反対側を見ることができました。

塘路駅でバスに乗換て,昼食場所の釧路和商市場に向かいます。ここも数度来ていますので,いただいたクーポンにて勝手丼にせず,高めの海鮮ラーメンをいただきました。

その後,温根内木道に向かいます。

温根内木道 

ここも数度訪れていますので,団体で廻らず,といっても早くて添乗員さんのペースについていけません。前回は地図上方向の展望テラスに行ってますので,今回は内側コース廻れるかなと思ってたのですが,足腰の疲れで断念し,左回り内側コースの途中で引き返しました。前回はシカに出会ったこともあり,一人で無理するのをやめました。通常1時間コースを健脚者は40分で廻ったそうです。私にはできません。

その後,釧路プリンスホテルに向かいます。このホテルは4回目になりますので,MOOや炉端焼店に出向かず,ホテルのオプション夕食を申込し,売店でお土産の送付などですごしました。

三日目 花咲線(根室本線)
浜中駅から厚岸駅乗車

ホテルからバスで浜中駅に向かいます。ここも数回乗車しています。前回来たときは,ルパン三世のキャラがたくさんいたのですが,数が少なくなったようです。(浜中町はアニメのルパン三世の作者モンキーパンチさんの出身地とのことです)
浜中駅ホームでビデオ撮影の方がいらっしゃいましたので,機材を見せていただきました。そのお礼と言っては何なんですが,9月28日にここを特急ラべンダー号(ツアー貸切)が通りますよとお話しましたら早速調べておられました。(自分が申し込んでいるツアーひとめぐり号のことです)
乗車は30分程度ですので,デッキに立ち撮影していました。
厚岸駅の横には鹿がいるではありませんか。奈良公園でもあるまいし。

バスに乗り,駅からすぐの厚岸コンキリエに向かいます。ここでは,厚岸ブランドカキのおやつ(生ガキと蒸しガキ)をいただきます。また,ここでは売店で厚岸駅の北の大地の入場券を入手できます。

その後は,釧路湿原北斗展望台に向かいます。




釧路湿原北斗展望台

最後の観光地として,北斗展望台に立ち寄ります。釧路湿原ノロッコ号で通ったところを湿原の対岸から眺める形になりますでしょうか。
展望台の植え込みには,ハマナスの花が咲いています。ハマナスと言うとで歌にて知床旅情のイメージから知床との感じがあるのですが,ここ釧路も咲くようです。

その後,釧路空港に向かい,羽田空港に戻りました。