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2024年9月26日~29日 
 ひとり旅 特別列車ひとめぐり号で 北海道周遊4日間



今回の北海道の乗り鉄ツアーは,特別貸切列車「HOKKIDO LOVE ひとめぐり号」(以下ひとめぐり号と表記します)が9月26日から29日で運転(各旅行会社毎に運転日は異なります。これはクラブツーリズムの行程)され,JR北海道とJALのの連携で実現した,261系5000番台ラベンダー編成を用いて,さらには各車両にJALふるさとアンバサダーが乗車し,いろいろな配布物などのサービスをしてくださいます。
このツアーに合わせ,10月3日から5日の北海道失われた鉄路をたどる3日間のツアーとともに,そのために東京で3日間空きますので,9月30日には小江戸川越ぶらり散策日帰,10月2日には山梨ぶどう狩り日帰まで追加して,なんと10日間も家を空ける日程を組み出かけてきました。

今回のツアーは,私としては初乗車区間となる,根室本線(滝川から富良野間),富良野線(ラベンダー畑から旭川間)とともに,通常の特急の入線のない根室本線(花咲線,釧路から根室間)および釧網本線を特急車両で走破するということも気に入りましたので,少々高額にはなりますが,これは行きたいとの思いで申込をしました。また,各所出発(東京から2ツアー,大阪,仙台,札幌だったと思います)からのツアーの大所帯で乗車となりました。
自分参加のひとり旅ツアーは,全20名の参加でした。
一日目は,羽田空港から新千歳空港に飛び,快速エアポートで札幌駅へ,いよいよ「ひとめぐり号」に乗車し,札幌から滝川,根室本線に入り,富良野へ,富良野線に入り旭川へ,旭川で宿泊となりました。
二日目は,旭川から石北本線を経由して上川,遠軽,網走へ,初めての特急車両乗車で釧網本線に入り釧路へ,釧路で宿泊となりました。
三日目は,釧路から根室へまたの初めて特急車両乗車で。ここからは,ひとり旅オリジナルツアーとのことで,バスに乗換して,納沙布岬,厚岸を廻り,帯広で宿泊となりました。根室から,来た特急列車でそのまま帯広に向かうツアーグループもありました。
四日目は,帯広から札幌に戻り,快速エアポートで新千歳空港へ,空路で羽田空港に戻ります。航空便の遅れから,京急最終便に飛込みで乗車できましたが,今後の遅い時刻の航空便ツアーは見直し再検討しようと思っています。

クラブツーリズム様,JR北海道様,JALふるさとアンバサダー様,根室交通バス様,さらには各駅で歓迎いただきました地元のみなさまにはたいへんお世話になりました。


一日目 羽田空港から新千歳空港,札幌駅へ

朝早い集合時間だったので,早めに羽田空港に向かいます。このツアーは添乗員は新千歳空港からですので,団体カウンターで手続を取ります。新千歳空港で添乗員と合流後,新千歳空港駅から札幌駅に向かいます。
札幌駅で少々時間がありましたので,駅前に出ましたところ,やはり北海道は紅葉でした。ここで,なんと以前の鉄道ツアーで同メンバーだった今回別グループのT氏からお声がけいたたきビックリし,札幌から添乗の6月ツアーでお世話になりましたWさんとも出会うことができました。


ひとめぐり号乗車
札幌駅から富良野駅へ

快速エアポートで札幌駅に到着後,自由昼食を済ませ,いよいよ札幌から「ひとめぐり号」に乗車します。札幌駅から滝川駅,初乗車区間(滝川から富良野)の根室本線に入り富良野駅へ。
富良野駅
  

富良野駅は6月の美瑛富良野ノロッコ号のツアーでも訪れています。時間が取られましたので,いろいろな車両を撮影できました。またJALふるさとアンバサダーのみなさんの集合写真も撮らせていただきました。

その後,一泊目の旭川に富良野線経由で向かいます。6月ツアーで富良野美瑛ノロッコ号でラベンダー畑から富良野間は乗車していますので,ラベンダー畑から旭川間は初乗車となりました。

旭川では,再会したT氏にお声がけいただき,旭川の寿司屋さんへお供させていただきました。

二日目 旭川から石北本線を経由し上川へ

二日目の最初は旭川から石北本線を経由して上川に向かいます。
上川では少ない停車時間のうちに出札まで行き北の大地の入場券(以下入場券と表記します,これは今月末をもって販売終了とのアナウンスがあります)を入手できました。
この上川駅は約1週間後の廃線跡ツアーで再度訪れることになります。


上川から遠軽,網走,そして釧路へ

上川から白滝間は北見峠越えの全国一の駅間距離をもつところです。途中には以前5駅があったとのことで,廃駅が信号場として利用されています。
車中ではクイズ大会が催され,JR,JALそして地元の題材から5問出題され,私は4問正解でJALのマスコットをいただきました。
スイッチバック駅の遠軽では座席の転換があり,入場券は買っていません。駅ホームでは,かわいい園児の出迎えがあり,「さんぽ」(歩るこ歩るこわたしは元気)の歌を歌っていただきました。特急と行違い後,網走に向かいます。

網走駅では,何とか入場券を入手できました。
地元のみなさまの力の入れようが伝わります。ありがとうございます。
釧網本線に入り,北浜駅やオホーツク海をながめ,原生花園駅を通過し,知床斜里からは内陸に入り,標茶駅に停車します。若干の遅れにはなりましたが,ホームに降りて「ふるさとの鐘」を見てきました。この駅はホームが短いので,ドアカットがありました。
釧路湿原を見ながら,(線路横に鹿がいました,車内のライトで見にくい写真ですみません)しばらくで釧路に着きました。釧路駅からタクシーでホテルに向かいます。夕刻,ホテルすぐの幣舞橋を見に行きます。

釧路では,またもT氏とつぶ貝焼の店と炉端焼の店にお供させていただきました。私のホテルは幣舞橋たもとの繁華街に近いところだったのでT氏には近くまで移動いただき恐縮しています。






三日目 釧路から厚岸,茶内,東根室に停車し根室へ

釧路駅までタクシーで戻り,駅前の集合場所動輪前に入場券を買って時間まで戻ったのですが,説明は終わってました。
「ひとめぐり号」に乗車し,厚岸駅に停車します。
厚岸駅でも最後尾の車両がドアカットのため前車両まで移動します。
茶内駅でも同様のドアカットです。浜中町は漫画ルパン三世の作者モンキーパンチ氏の出身地ですので,浜中駅,茶内駅にはそのキャラクターがあったのですが,少なくなったようです。
途中,落石海岸付近の有名撮影地では,丘陵の上からカメラの放列がありました。あそこまで行くのは大変と思います。お疲れさまです。
東根室駅で停車しますが,この駅では3両もドアカットになりましたので,最後尾から移動して駅前の最東端標を撮影するのは無理だろうと思い私は下車しませんでした。廃駅が計画予定されているとのことです。

根室駅に到着します。ホームでは地元のみなさまから到達記念クリアファイル,昆布などの品をいただきました。また,駅前では地元のみなさまによる太鼓演奏披露がありました。ありがとうございました。また,駅隣の根室市観光インフォメーションセンターで根室到達記念および最東端到達証明書をいただいてきました。鉄道グッズもそこで購入してきます。

ここから,ひとり旅限定のバスツアーで納沙布岬に向かいます。







納沙布岬,厚岸コンキリエから帯広へ 

これは「ひとり旅」限定のオリジナルツアーとのことで,他のツアーでは,来た「ひとめくり号」で,40分停車後,帯広へ乗車するコースもありました。
納沙布岬では,まず隣の東光さんで昼食の名物花咲ガニランチをいただきます。その後,納沙布岬を見に行きます。ここは何度も来ていますので,北方館で今度こそ北方領土返還署名をして北方領土視察証明書をいただいてきます。根室市北方領土資料館も見て,最後に東光さんで焼魚セットなど購入し自宅への宅配送付手続をしてきました。

厚岸コンキリエでは,6月ツアーでも食した「かき」の生と蒸しの食べ比べと厚岸ウィスキー3種の味比べに。また,例によってここで厚岸駅の入場券を購入します。

帯広のホテル着は19時半ころとなりました。こちらの大浴場は,北海道遺産認定のモール温泉とのことです。




 
四日目 帯広から新得,追分に停車し札幌に

帯広駅の出発は遅く,ゆっくりできました。出発前に駅に出向き入場券を手配して,またホテルに戻ります。
集合して再度駅に向かいます。駅前は見事な紅葉です。

新得でわずかの停車時間があり,駅標をあわてて撮影してきます。
石勝線に入り,狩勝峠をこえて,新夕張で運転停車します。車窓からですが,ここも紅葉が見事です。
室蘭本線の乗換駅の追分駅では,地元のみなさまが横断幕をもって出迎えていただきました。ありがとうございました。
しかし,札幌近郊になってくると運転停車が多くなり,定期特急では約3時間を4時間あまりかけて走破します。札幌駅手前の駅では普通列車まで退避するダイヤ。あれ?こちらは臨時列車だからしようがないのかな。

札幌駅到着後は,1時間ほど空き時間となりましたので,希望者のみ旧北海道庁の赤レンガ庁舎を見にに行かれましたが,私は何度も見ていますので,行きませんでした。

快速エアポートで新千歳空港へ向かい,空路羽田空港に戻ります。新千歳空港で4時間ほどの時間がありましたので,ラーメンの夕食を済ませ搭乗を待ちますが,さらに遅れがあり,羽田空港着も遅れ,京急最終の京急蒲田行に飛び乗りで間に合いました。

次のツアー北海道廃線跡ツアーでも同様でしたので,雪の冬でもないのに遅れが出て慌てなければならないのなら,次回の申込ツアーから見直し考慮しなければなりません。