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2019年12月13日~14日 九州鉄道三昧2019冬  4日間
       「或る列車」博多特別便他  後半

前ページからに引き続き,九州鉄道三昧冬ツアーに参加した,3日目から4日目です。

3日目は,由布院駅の出発が12時39分ですので,午前中はフリータイムとなります。由布院駅付近で撮影とともに駅近くの散策していました。
由布院駅から「特急ゆふいんの森」で別府,日豊本線「特急ソニック」で小倉,山陽新幹線「こだま」で博多に向かいます。
博多から,いよいよ「或る列車」博多特別ルート便にて,鹿児島本線,長崎本線,佐世保線,大村線を経由して,ハウステンボス駅まで乗車し,付近のホテルに向かいます。

4日目は,ハウステンボス駅から「快速シーサイドライナー」(自由席)で諫早,島原鉄道で「特別列車しまてつカフェトレイン」で島原,さらに普通列車で島原港駅の終点まで乗車します。あとは,バスで長崎空港に向かいますが,時間調整のため,長崎市内で1時間半ほど,大浦天主堂下の駐車場に入り,グラバー園など付近を散策する時間がとられました。その後,長崎空港から羽田空港に戻りました。羽田空港着が遅くなりますので,さらに都内で一泊後,富山の自宅に戻りました。


クラブツーリズム様,南薩観光バス様,島原鉄道様,長崎バス様には,たいへんお世話になりました。ありがとうございました。

3日目 由布院

ホテル由布院倶楽部を自由チェックアウトして,12時25分に由布院駅集合となりました。フリータイムが結構あります。

駅付近で撮影できるのではないかと調べてきたところで撮影し,10時半すぎには集合時間的に撮影できる列車がなくなりますので,駅前を早めの昼食を兼ねて散策していました。しかし,湯けむりの中を列車が通過する写真を撮影できるとは思ってもいませんでした。天候の面からも,これはラッキーでした。

駅前からの由布岳の眺めも素晴らしいものがあります。また,観光用辻馬車も発着するようです。



しかし,由布院と湯布院は,合併時の前後で違うということを知りましたが,具体的によくわかっていません。

 ホテルのベランダからの由布岳


  由布院駅近くの田中市踏切付近にて


  由布院駅前にて
ゆふいんの森で別府へソニックで小倉へ,山陽新幹線こだまで博多へ

由布院から「ゆふいんの森3号」で別府へ,さらに白い「ソニック34号」で小倉に向かいます。当日のゆふいんの森は初代の車両でした。
ソニックの写真は残念ながら撮れませんでした。



博多で「或る列車」に間に合わせるために,一駅だけですが,山陽新幹線「こだま741号」に乗り継ぎます。来たのはなんと500系「キティーちゃん」新幹線でした。初めて見ました。


或る列車  

博多駅で乗換時間が少ないのですが,何とか撮影もできました。ホームでは,見学の方がたくさんです。今回は特別運行ということで,博多駅では珍しいのでないかと思います。「或る列車」の旗を振って見送ってくださいます。これから約3時間ほどかけて「ハウステンボス」駅に向かいます。
今回の九州鉄道三昧ツアーのメインとなる乗車です。

車内は金色の1号車と茶色の2号車があります。発車後に,夕食の提供が始まりますが,ワインなども楽しめます。オムライスになってくると食べきれるか心配になります。さらにはその後のテザートが何回も出されますので,最後まで食べきれませんでした。甘党の方は必見です。車内では「或る列車」限定グッズ販売や,模型の展示など見どころもあります。

途中駅では,特急に抜かれたりしながら進みます。肥前山口駅では,かなりの停車時間がありますので,夕刻の暗くなり始めた時間帯の撮影ができました。

博多を出て,鹿児島本線,長崎本線,佐世保線,大村線を通って「ハウステンボス」駅に着いたのは18時56分の暗くなってからとなりました。
それにしても,私にしては贅沢な,豪華列車の旅は,すごいとの印象を持ちました。

当日の宿泊先は,ハウステンボス駅名板の右に見えます,ホテルオークラJRハウステンボスです
4日目 大村線

4日目は,ハウステンボス駅から快速シーサイドライナーで諫早に向かいます。
朝の集合は,ハウステンボス駅に9時25分集合となりましたので,1時間程度早めに行き,橋の上から列車を撮影できないかなと考えていました。

駅までホテルから歩いてすぐです。橋の上から撮影の準備をしていると,なんとシーサイドライナー色と国鉄急行色の4両編成が来ました。あわてて撮影します。駅で時刻表を見てさらに1編成撮影できました。

諫早まで向かう途中駅でも,列車内から旧国鉄急行色の列車とのすれ違い交換を見ることができました。


諫早駅では,長崎新幹線(九州新幹線西九州ルート)の工事中です。いろいろニュース等で言われていますが,この地点ではここまで進んでいるのかの印象です。
私の地元富山でも経験がありますが,JRの平行在来線が第三セクター鉄道になると,相応の不便はたしかにあります。利用者としては運賃が上がりますし,JRとの接続切符や三セク同士接続の往復切符が買えなくなるし,などなど。
でも,新幹線開通による多くのメリットがあるのも事実です。利用者は2年ほどで慣れます。ぜひ問題を早期解決され,一日も早い開通を願っております。
長崎新幹線作らないなら,予算を地元北陸新幹線の大阪延伸など他の新幹線工事に流用されることになりますよ。(笑。ほんの冗談です。)

  朝ホテルの窓から眺めたハウステンボス

  駅までの橋から見た宿泊ホテルとハウステンボス駅
島原鉄道 カフェトレイン  

諫早駅から,島原鉄道に乗り継ぎます。
地方の私鉄へ行きますと,少しでも売り上げに協力する思いで,記念乗車券や鉄道グッズなどを購入するようにしています。今回も諫早駅改札窓口で「幸せ記念乗車券」と「しまてつキーホルダー(黄色い車両)」を購入させていただきました。

発車後には,お茶コーヒーやハヤシライスなどの食事が提供されます。大三東駅からはスイーツも出されます。


途中の多比良(たいら)駅では,あの高校サッカーで有名な国見高校の最寄駅であり,ホームには「サッカーの町くにみ」の石碑があります。

山側を見ますと,雲仙岳を望めます。

海に近い「大三東」駅では,下り列車の追い抜きのため,ホーム転線があり,列車が構内を行ったり来たりします。その間撮影などできます。中には「幸せの黄色いハンカチ」を購入してホームに掲示する方もいらっしゃいます。

カフェトレインの終着駅の島原駅で,島原港行の列車に乗り換えします。少々の時間がありますので駅前に出てみますと,そこから島原城が見えます。(電線の多い写真ですみません)

島原港駅からはバスに乗換ます。


諫早駅から島原港駅までの間,案内いただきました,島原鉄道様にはたいへんお世話になりました。天候に恵まれた面もありますが,たくさんの地方鉄道の中でも,トップクラスのサービスだったと思っております。よい鉄道旅になりました。





長崎市内

島原港駅からはバスに乗換して,長崎市内に向かいます。
長崎空港19時15分発ですので,相当な時間が空くと思っていましたが,こんな手があったのかと思ったところです。
しかも,大浦天主堂,グラバー園の近くですので,参加メンバーはいろいろ廻られたようですが,私は一応入口までは行きましたが,それよりも,長崎市内電車(長崎電気軌道)の撮影ができるほうにうれしく思ったところです。さらに近くの国際ターミナルには,中国からの大型客船が入港しています。

長崎市内は,三十数年前の新婚旅行以来の2回目となりました。



17時集合後は,長崎空港に向かい,18時前に着きました。あとは,羽田空港に戻るのみです。

半日のみの時間ではありましたが,長崎バス様には時間調整までいただき,たいへんお世話になりました。