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2023年3月18日~20日 
     四国3つのものがたり号乗車3日間


2月に引き続き,今回は四国3つのものがたり号乗車3日間の,何回も中止キャンセルしていた鉄道旅にやっと出かけることができました。 
四国へは平成28年に個人で手配したサンライズ瀬戸で高松から金刀比羅宮を廻ったときと,令和4年全国鉄道旅6日間でサンライズ瀬戸(上り)乗車のために高松へ夜寄ったとき以来の3回目となりました。実質四国で観光を含めて3日間すごしたのは初めてとなりました。参加者は,全14名でした。

今回のツアーは,伊予灘ものがたり(八幡浜編,松山から八幡浜),志国土佐時代(とき)の夜明けのものがたり(窪川から高知),四国まんなか千年ものがたり(大歩危から多度津)の3つの観光列車に乗車することがメインとなるツアーです。全国旅行支援と高知県からクーポン配布もありました。(高知県2泊分のクーポンは当方の手続ミスにより使用できませんでした)

1日目は,羽田空港から松山空港,バス移動で松山「坂の上の雲ミュージアム」に立寄後,松山駅に向かいます。その後,松山駅から「伊予灘ものがたり」に乗車して八幡浜駅へ,バス移動で,新ロイヤルホテル四万十に向かいます。
2日目は,バスで四万十市から「佐田の沈下橋」,「四万十川屋形船」乗船し,海洋堂ホビー館に立ち寄り後,窪川駅に向かいます。その後,窪川駅から「志国土佐時代(とき)の夜明けのものがたり」に乗車して高知駅へ,バス移動で,ザ・クラウンパレス新阪急高知ホテルに向かいます。
3日目は,日の出時間を確認し朝早くからホテル付近の「はりまや橋」,「高知城」(追手門前のみ)を一人で廻りました。(はりまや橋からの戻りではじめて高知市電「とさでん」に乗車できました) ホテル出発後は,バスで「桂浜」にて坂本龍馬の大きな銅像を見て,高知駅に向かい,大歩危駅まで「特急南風12号」に乗車します。大歩危ではバス移動で「大歩危峡観光船」に乗船します。大歩危駅に戻り最後の「四国まんなか千年ものがたり」に乗車します。多度津駅到着後はバスで高松空港から羽田空港に戻りました。

昨年10月に全国鉄道旅6日間にてお世話になりました,クラブツーリズム添乗のS様と,こちらとは別ツアーではありましたが,ものがたり号で再会することができました。こういうことってあるんですね。お元気でご活躍でなによりでした。

クラブツーリズム様,バス運行をいただきました「伊予鉄バス」様,「琴参バス」様にはたいへんお世話になりました。

1日目 羽田空港から松山空港,バスで坂の上の雲ミュージアムへ

羽田空港から全日空便で松山空港へ,琴参バス(香川)が通行止め影響で間に合わず急きょ伊予鉄バスで松山坂の上の雲ミュージアムに寄ります。美術系は興味が薄いのと,バス乗替関連で荷物を持っての入場となりましたので入口付近のみから早々に退散し,集合場所付近で松山市電伊予電の撮影をしていました。その後,松山駅に向かいます。
松山駅

松山駅から,いよいよ最初の観光列車「伊予灘ものがたり」に乗車します。
伊予灘ものがたり  

松山駅出発後しばらくでさっそくの車内食料理の提供が始まります。13時30分すぎの遅めの昼食となります。そうこういただいているうちに海に近い駅として有名な「下灘駅」に着きます。地元の方々たくさんで見送りしていただきました。出発後にはあたたかい車内食が提供されます。
伊予大洲を出発してすぐに大洲城が望めました。また,途中駅ではホームに桜の咲いているところもありました。2時間30分ほどの乗車で八幡浜駅に着きます。
この後,四万十市まで時間がかかりますので,途中「道の駅うわじま」で小休止して,愛媛高知県境を越え,新ロイヤルホテル四万十に19時前に着きました。
2日目 佐田の沈下橋,四万十川屋形船

四万十市をバスで出発後,四万十川佐田の沈下橋に向かいます。沈下橋は橋に欄干も手すりもなく増水時には水面下となる橋で,四万十川には五十余りの多くあることと,ダムがないことから流木など多いためこのような構造との説明がありました。車も通りますのでよけるのがたいへんです。
次に,バスで少し上流の屋形船乗船場に向かいます。私の地元黒部川と全国の清流を争うような川ですので,今日は流速はありませんが清らかな流れがあります。さきほど寄った佐田の沈下橋付近で折り返して乗船場に戻ります。大雨時には相当水位が上がるとのことで,船乗り場売店の向かいの岩壁には何年に水位がここまで上がったとのしるしがありました。
海洋堂ホビー館四万十 

四万十川から2時間足らずかかって,山中にあります海洋堂ホビー館四万十に立ち寄ります。フィギュアーや模型メーカーとして全国的に有名とのことで,中の展示ではウルトラマン,マジンカーZなど昔懐かしいものの展示もあります。(著作権関連もあると思いここには載せていません)
売店にはトイカプセルなどたくさんのフィギュアー模型関連の販売もありました。
窪川駅

窪川駅では,駅前には鉄道開通記念の石碑があり,ホームには予土線「海洋堂ホビートレイン」が入線しており,志国土佐ものがたりとの並びも撮影できました。また,土佐くろしお鉄道「SUKUMO」もみることができました,


志国土佐時代の夜明けものがたり開花の抄 

2つ目のものがたり号は,窪川駅15時13分発で,出発後しばらくして車内食料理の提供が始まります。今日も15時すぎての遅めの昼食となります。
途中の須崎駅では地元の皆様方の熱烈な歓迎を受け,地元のミニトマトやみかんをいただくとともにホームでの踊りの披露までたいへんな力の入れようが感じられました。
17時前に仁淀ブルーゼリーのデザートも提供されました。
伊野駅では,17時30分前となり,夕日のものがたり号を撮影できました。
高知駅近くでは高知城を望め,終点まで楽しくすごすことができました。18時前に高知駅に着きました。高知駅ではアンパンマン列車が止まっていました。

高知駅から,バスでザ・クラウンバレス新阪急高知ホテルに向かいます。



















3日目 桂浜から高知駅,大歩危(おおぼけ)駅へ

出発前の朝,日の出時刻を確認後,ホテルから徒歩で「はりまや橋」へ,高知市電で高知城前まで戻り,「高知城」の追手門前のみ1人で出かけてホテルの朝食時間までに戻りました。

バスでホテル出発後は,桂浜に向かいます。1時間程度とられましたので,坂本龍馬の大きな銅像を見て海岸を散策してもまだ時間がありましたので,お土産を自宅まで宅配送付することができました。

その後,高知駅に向かい,少々の時間がありましたので,駅前で高知市電とさでんや3人の偉人銅像を見ることができました。また,観光列車の昼食が遅くなりますので,少々の食事を手配し大歩危までの特急内ですませておくこととしました。
大歩危駅へ「特急南風12号」で向かいます。






大歩危峡遊覧船 

バスですぐの大歩危峡遊覧船のりばに向かいます。
ドライブインから船乗り場の川原まで降りるのがまたたいへんです。
船乗り場にはたくさんのこいのぼりが飾られています。大歩危峡は昨日の四万十川と異なり柱状節理の岩場をかなりの流速があり,そこを船で廻るわけですからかなりのスリルもあります。右岸側上には土讃線が通っており,列車を川からながめることもできました。
小歩危付近で柱状節理の向きががかわるとのことで,ここで船着き場へ折り返します。
船着き場へ戻り,またたいへんな階段を昇りバス乗り場に戻り,バスで大歩危駅に戻ります。
四国まんなか千年ものがたり
 
3つ目今回最後のものがたり号は,大歩危駅14時21分発で1時間足らずの時間があります。大歩危駅で撮影などしてすごします。

大歩危駅出発時には,地元の皆様がほら貝を吹いて見送っていただきました。
ほどなく遊山箱の車内食料理の提供が始まります。

阿波川口駅では,駅前でタヌキの着ぐるみや特産品の販売でもてなしていただきました。

阿波池田駅では,土讃線に加え徳島線の乗換駅でもありますのでその車両も見ることができました。自信がなかったのでアテンダントさんに,かの高校野球で有名な徳島の池田高校の池田ですかと尋ねましたらそうですと返答いただきました。

坪尻駅は,旧信越本線,現えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの二本木駅と同様のスイッチバック駅です。琴平方面上り(上り勾配)でホームのある駅舎側へ進入し,発車時はバックして待避線に入り進行方向を戻し勢いをつけて本線に入っていきます。坪尻駅到着前に茶菓子の提供がありました。

琴平駅では「四国まんなか千年ものがたり」専用の待合室があり,アイスデザートのもてなしがありました。その待合室から駅前へ出て見ましたら,以前降り立った時よりも,きれいに駅舎が整備されていました。

琴平発車後,しばらくで終点の多度津駅に到着しました。

 

 
 
多度津駅から高松空港へ,羽田空港戻り
 
多度津駅から,元のバスで高松空港に向かいます。高松空港は全日空便19時35分発でしたが,到着便の遅れから,出発に若干の遅れがありました。
羽田到着は21時すぎになりましたので,羽田空港近くの東横イン泊として,翌日朝から,次のツアーの東京駅に向かうことと計画していました。